関西東大会第29回総会兼新年祝賀会 報告

代表幹事 河野 裕亮(昭53経)

関西東大会第29回総会兼新年祝賀会が、下記の通りに開催されましたので、報告致します。


日 時:平成27年2月8日(日) 17:00〜20:30
会 場: ホテルグランヴィア大阪 20階 宴会場 「名庭(なにわ)の間」
出席者:63名

【第1部 会員総会】 17:00〜17:30  
箕浦幹事の司会で開会となり、まず、議長の選出に入り、北 修爾 会長を総会の議長に選出しました。
予め、配布されていました資料を基に下記3件の議案について討議しました。

    第一号議案 平成26年度(平成26年1月1日〜平成26年12月31日)
の下記書類の報告と承認の件
−1 平成26年度事業報告
−2 平成26年度会計報告
−3 平成26年度決算書類 会計監査報告
    第二号議案 下記書類の報告と承認の件
−1 平成27年度事業計画案(平成27年1月1日〜平成27年12月31日)
−2 平成27年度予算案(平成27年1月1日〜平成27年12月31日)
    平成27年度〜28年度 役員・幹事の人事の件

最初に、日笠代表幹事から平成26年度の事業報告があり、続いて安原幹事から会計報告、寺田会計監事より、会計監査報告がありました。
引き続き、日笠代表幹事より平成27年度の事業計画案の説明があり、続いて安原幹事から予算案についての説明がありました。
最後に日笠代表幹事より平成27年度〜28年度 役員・幹事の人事の件について、退任・新任・再任についての人事案(一部役員は会長・副会長の協議により選任)の説明がありました。

議案ごとに会員に承認を求めたところ、各議案とも拍手をもって全員異議無く承認されました。これをもって会員総会は終了いたしました。

 

   
【第2部 講演会】 17:30〜19:00  
続いて、京都大学 生存圏研究所の山川 宏 先生に「宇宙工学と宇宙政策の世界」という演題にて講演をしていただきました。
山川先生は1965年スイス生まれ 1988年 東京大学工学部航空学科ご卒業
1993年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)取得。
現在、京都大学 生存圏研究所 宇宙圏航行システム工学分野の教授として、
宇宙工学および軌道工学、特に、ロケットや人工衛星の飛行計画、航法、誘導、制御の研究をされています。
2006年まではJAXAで、多くの地球周回科学衛星および月・惑星探査機のプロジェクト、M-V固体ロケット、垂直離着陸型の再使用型ロケットの開発・打ち上げ・衛星初期運用に従事されていました。1997年にはNASA、2002年にはESAの客員科学者として活躍され、2010年には内閣官房の宇宙開発戦略本部事務局長にご就任、現在に至るまで内閣府宇宙政策委員会メンバーとして活動されています。
講演の主な要旨は以下の通りです。
前半 「宇宙工学」について
・先生は、若いころから星よりも乗り物に興味をもっておられ、宇宙をめざした
きっかけは、1977年のボイジャー探査機の打ち上げであった。
具体的には、ボイジャー探査機が木星から土星へと飛行していく運行に興味があった。
・ロケットは1957年に旧ソ連、1958年にアメリカ、1965年にフランス、そして
1970年に日本、続いて中国と打ち上げられている。国家の威信があるので隣国同士
がライバルになっているが、そろそろビジネスベースで考える時代が来ている。
・これまで先生が関わったプロジェクトは
/郵衛星・探査機の飛行計画立案(実験衛星「ひてん」の軌道計算)
▲蹈吋奪犯行計画立案(M-V固体ロケット全7機の航法誘導系立案)
小惑星探査機「はやぶさ」打ち上げ前の部分に従事
ぅぅ廛轡蹈鷂蚤稜確船蹈吋奪箸梁任曽紊押7年ぶりの現場)
などである。
・2000年から2006年まで日欧国際共同計画Bepi Colombo のマネージャーを
しており、この計画は、日欧それぞれの人工衛星を2016年南米(仏領ギアナ)より
アリアンロケット1機で打ち上げて金星経由で水星に向かう計画である。
・また、京大では「宇宙由来の危機の理解と対応」というテーマで
放射線・宇宙ゴミ・隕石などの対応の研究を学生としている。
具体的には
\儷謀な衛星帯電により軌道制御・姿勢制御の研究
∀農唄峭匚圓里燭瓩亮Уぅ札ぅ覬宙機の研究
人工衛星に接近する宇宙ゴミの対応の研究(信楽にあるMUレーダー使用)
っ狼緇彳余惑星のインパクタによる衝突回避研究(軌道をすこし変える方法)
などである。
後半「宇宙政策」について
・2001年ロシアが宇宙ステーション「ミール」を日本上空を通過させて太平洋に
制御落下させたが、この際に、政府より情報収集にロシアへ派遣された。
・2008年日本の宇宙政策が変わった。政府の統合的な宇宙政策の立案と
予算の効率的な運用を目指して、この年議員立法で宇宙基本法が成立し、
総合調整のため、内閣に宇宙開発戦略本部ができた。宇宙開発担当大臣が
新設され、初代は現外務大臣の岸田大臣であった(福田内閣)。
・2010年7月から2012年7月まで、その宇宙開発戦略本部の事務局長に就任した。
2011年の9月30日の閣議決定を経て、2012年7月12日に内閣府宇宙戦略室ができ、
その下に内閣府宇宙政策委員会が新設された。大臣も内閣府特命担当大臣
(宇宙政策担当)となった。
・2015年1月に「新宇宙基本計画」が策定され、内容に「宇宙安全保障」と「投資の
予見性」が重点項目として盛り込まれ、10年間のスケジュールが盛り込まれた。
・現在日本のロケットは三菱重工とIHI、衛星は三菱電機とNECが製造をしている
が企業の全売り上げの1%程度で、撤退せずに残っているのは先端技術としての価値が
あるからである。市場規模は約3000億円でほとんどが国家予算であり、国際市場に
参入できていない。ロケットと人工衛星産業の育成が必要である。
・「新宇宙基本計画」の内容は、衛星としては
日本版GPS衛星(カーナビ等)・測位衛星「みちびき」・地球観測衛星「だいち2」
シリーズ化・情報収集衛星・経済産業省技術実証衛星及び通信放送衛星・防衛省
通信衛星などである。
・また、現在H−A(液体燃料)とイプシロン(固体燃料)の2種類の国産ロケット
を使用しているが、打ち上げ費用が100億円とロシアやフランスの費用の2倍もする
ので2020年までに新型の低コストのロケットの開発計画を決定した。
・その他宇宙状況監視計画も盛り込んでいる。(宇宙ゴミの監視)
宇宙工学と宇宙政策の現場に長年かかわっておられる先生のお話は、とても興味深く、現実に即しながらも且つロマンに満ちた有意義な講演でした。

   
 



【第3部 懇親会】 19:00〜20:30
懇親会会場に移動ののち、箕浦幹事の司会で第3部の懇親会が開会となり、北 修爾 会長の開会の挨拶のあと、来賓の東京大学卒業生室副室長 島田 久弥 様にご祝辞を賜りました。そして辰野 克彦 副会長の乾杯の音頭で、賑やかな食事歓談が始まりました。
 
歓談の途中で来賓のご挨拶があり、
東京大学同窓会連合会代表幹事   岡崎 一夫 様
東京大学渉外本部シニア・ディレクター 中村 元彦 様
大阪京大クラブ代表 山内 潤三 様
同 並木 宏徳 様
にご登壇いただき、ご祝辞を賜りました。
また、大阪京大クラブ会長 高月 清さま ご出席の衆議院議員 中野 洋昌 様より
いただきましたお祝いのメッセージをご披露いたしました。
そして、
新任の 夏住 要一郎 副会長
和歌山赤門会 安藤 元二 代表幹事
旅行グルメ同好会世話人 慶田 雅洋 様
東大ワールドカフェ担当 小林 良洋 幹事
中堅・若手会担当 中島 亮平 幹事

に ご挨拶や各地域同窓会、同好会の状況をご紹介いただきました。

しばしの歓談の後、司会者より、今回初めて関西東大会の総会に参加した方々に、自己紹介と挨拶をお願いしたところ、皆様熱弁をふるわれました。
そして、恒例の東京大学応援歌「ただ一つ」を東京大学応援団OBの島田卒業生室副室長の迫力ある指揮の下全員で斉唱いたしました。
最後に私、河野が、閉会を宣言し、夏期開催予定の講演会での再会を期して、関西東大会第29回総会兼新年祝賀会はお開きとなりました。
以上
  

  
 
  

   

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関西東大会 第28回総会 兼 平成26年新年祝賀会 報告

代表幹事 河野 裕亮(昭53経)
 
関西東大会第28回総会兼新年祝賀会が、下記の通りに開催されましたので、報告致します。(会則変更により、今回から、総会と新年会が一緒に開催されます。)
 
 
日 時:2014年1月19日(日) 17:30〜21:00
会 場:ウェスティンホテル大阪 2階 宴会場 「オリアーナ」
出席者:53名
 
【第1部 会員総会】 17:30〜18:00
安橋幹事の司会で開会となり、まず、議長の選出に入り、北 修爾 会長を総会の議長に選出しました。予め、配布されていました資料を基に下記2件の議案について討議しました。
 
第一号議案 平成25年度(平成25年10月1日〜平成25年12月31日)の下記書類の報告
と承認
 −1 平成25年度事業報告
 −2 平成25年度決算案
 −3 平成25年度決算書類 監査報告
第二号議案 (平成26年1月1日〜平成26年12月31日)事業計画 
(平成26年1月1日〜平成26年12月31日) 予算案
 
最初に、日笠代表幹事から平成25年度の事業報告があり、続いて安原幹事から会計報告、寺田会計監事より、会計監査報告がありました。
引き続き、日笠代表幹事より平成26年度の事業計画の説明があり、続いて安原幹事から予算案についての説明がありました。第一号議案第二号議案あわせて、会員に承認を求めたところ、拍手を持って全員異議無く承認されました。
これをもって会員総会は終了いたしました。
 
【第2部 講演会】 18:00〜19:00 
続いて、評論家の八幡 和郎(やわた かずお)先生に「本当はスゴい国?ダメな国?日本の通信簿」という演題にて講演をしていただきました。
先生は1951年滋賀県大津市生まれ、1975年東京大学法学部ご卒業後、通産省に入省。フランスの国立行政学院留学、アジア担当課長、官房情報管理課長、国土庁大臣官房参事官を歴任されたのち、1997年にご退官。
行政の実情をよく知るご経験から、問題点を指摘できる数少ない論客としてテレビの討論番組へのご出演や、内外の歴史、政治、経済、教育、地域おこし、グルメの著作など、幅広く活動されていらっしゃいます。

 
ご著書『江戸300藩最後の藩主』や『歴代総理の通信簿』は大ベストセラーとなっています。また、先生による、ホームページやフェイスブック、ツイッターでの時事解説も好評です。


 


講演の主な要旨は
  • 留学していたフランスは、ランキング好きな国で、ミシュランガイドなどあらゆるものを評価する姿勢があり、氏が様々な事項の通信簿をつけているのは、その影響がある。
  • フランスの国立行政学院は、卒業成績順に志望官庁へ就職する。又、ミシュランガイドはフランス全土を同じ基準で網羅し評価していると主張し、そのフランス的な基準を世界中に適応させようとしている。このようにフランス人は、物事には普遍的価値があり、その価値を普遍的な基準で評価することで、価値が向上すると考えており、これはフランス18世紀の百科全書派の思想が受け継がれていると考えられる。
    これに対して、日本人は、普遍的価値よりも、多様な価値を重要視し、サンプル調査しかしないので、フランス人の考え方では「つまみ食い」的な評価である。
  • 著書の中で一番売れたのは『江戸300藩最後の藩主』だった。実は、幕末の諸藩のうち9割は日和見(様子見)の状況だった。加賀前田藩の様に近江今津(滋賀県)まで出兵してから逃げ帰ったり、姫路藩の様に岡山藩に1発形式的に大砲を打ってもらって落城した形にしたり、様々なケースがあり、面白い。
  • 日本の通信簿だが、資料として「世界10か国の通信簿」と「歴代総理の通信簿」等を配布する。
  • 各国の特徴は、アメリカは「チャンスの国・移民の国・格差社会」、イギリスは「格差社会・いい企業は外国資本」、フランスは「生活の質や文化は過去の蓄積」、イタリアは「コネ社会」、ドイツは「経済は強いが窮屈な社会」、韓国は「ミニ日本タイプ」、ロシアは「とにかく領土が広すぎる。」、中国は「人口が多いので、一人当たりの生活の質は低い。中国語の問題もあり、物事を深く考えたり感情的な表現が出来ない。」、スウェーデンは「極端な情報公開主義で、甘えは許してくれない社会」である。
    高得点はイギリス・フランス・ドイツ・スウェーデンなどヨーロッパが占め、アメリカ・イタリア・日本は、点数が悪い項目が足を引っ張るので、高得点にはならない。
    日本の低評価項目は、「農業」「男女平等」「余暇」「観光」「スポーツ」「政治機能」「所得格差」などである。
  • 歴代総理の通信簿は、明治の総理と戦後すぐの総理が上位に並ぶ。
    明治人は気概があった。冷静に世界のいいものを取り入れた。(陸軍はドイツ、海軍はイギリス、医療はドイツなど)軍隊も世界に笑われない軍隊を目指していた。
  • 戦後は吉田茂首相の様に勤皇リベラルの思想がうまくいった。 
  • 池田勇人首相は、経済大国を推進した。これが東西冷戦時に軍事力を上げずに高度経済成長をするという西側のモデルになった。
    また、中国の改革開放のモデルにもなった。日本もアドバイスした。
  • 日本の公的教育は正しかった。明治時代に、(中学より教育制度を整備した国が多い中で)小学校より国民皆教育から着手し、旧制中学→旧制高校→帝国大学と整備した。
  • アメリカ・イギリスの教育は、「金もうけができる人を育てる教育」であり、日本・ドイツ・フランスの教育は「その国の為になる立派な人を育てる教育」である。
    どちらも一長一短があり、グローバルな視点を持つ人材を育てられない。
  • 日本はまだ、外貨準備・対外資産が多く、消費税率が低いので、まだ希望がある。
    行政改革でお茶を濁さずに、根本的な改革を目指してほしい。
 
先生は、客観的な基準で評価することで、様々な社会現象が、わかりやすく説明できるということを丁寧にご説明され、有意義な講演でした。
 
【第3部 懇親会】 19:00〜21:00
引き続き安橋幹事の司会で第3部の懇親会が開会となり、北 修爾 会長の開会の挨拶のあと、小池 俊二 前会長の乾杯の音頭で、賑やかな食事歓談が始まりました。



  


今回は、初参加の方も多く、各テーブルで名刺交換の輪が広がりました。
歓談の途中で来賓のご挨拶があり、
大阪京大クラブ代表   山内 潤三 様 
同              並木 宏徳 様 
にご登壇いただき、ご祝辞を賜りました。
しばしの歓談の後、司会者より、今回初めて関西東大会の総会に参加した方々に、自己紹介と挨拶をお願いしたところ、該当するたくさんの方々が積極的に応じられ、演壇の前には行列が出来、皆様熱弁をふるわれました。
 
 
 

 

 
そして、恒例の東京大学応援歌「ただ一つ」を全員で斉唱しました。
最後に、私、河野が、閉会を宣言し、夏期開催予定の例会での再会を期して、関西東大会第28回総会兼新年祝賀会はお開きとなりました。
 
以上

関西東大会 第27回総会 報告

代表幹事 河野 裕亮(昭53経)
 
関西東大会第27回総会が、下記の通りに開催されましたので、報告致します。
今回は、初めての試みとして、金曜日の夕方に開催いたしました。

 
 
日 時:2013年10月11日(金) 18:00〜21:00
会 場:ウェスティンホテル大阪 4階 宴会場 「花梨の間」
出席者:75名
 
【第1部 会員総会】 18:00〜18:30 
安橋幹事の司会で開会となり、まず、議長の選出に入り、北修爾 会長を総会の議長に選出しました。
予め、配布されていました資料を基に下記4件の議案について討議しました。
 
  • 第一号議案 平成24年度(平成24年10月1日〜平成25年9月30日)の下記書類の報告と承認
 −1 平成24年度事業報告
 −2 平成24年度決算案
 −3 平成24年度決算書類 監査報告
最初に、日笠代表幹事から平成24年度の事業報告があり、続いて安原幹事から会計報告、寺田会計監事より、会計監査報告があり、会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
 
  • 第二号議案 (平成25年10月1日〜平成26年12月31日)事業計画と、(平成25年10月1日〜平成25年12月31日)予算案
  *期間については第三号議案と関係します。
引き続き、日笠代表幹事より上記期間の事業計画の説明と、安原幹事から予算案についての説明があり、会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
 
  • 第三号議案 関西東大会会則の一部(会計年度)変更の件
安原幹事から、会計年度を毎年1月1日〜12月31日に変更したい旨の説明があり、移行のため、今回平成25年10月1日〜平成25年12月31日の3か月の予算を組んだことの説明がありました。議案の記載が、「第25条 本会の会計年度は、毎年1月1日に始まり、翌年12月31日に終る。」と誤って表示されていることを、参加者の灘本会員から指摘があり、議長がこれを「第25条 本会の会計年度は、毎年1月1日に始まり、12月31日に終る。」に訂正することで、改めて議案全体を会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
 
  • 第四号議案 役員名簿の件
日笠代表幹事より第四号議案の説明があり、会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
これをもって会員総会は終了いたしました。
 
  
【第2部 講演会】 18:30〜19:15 

続いて、関西東大会名誉会長で元東大総長の有馬 朗人(ありま あきと)先生に
日本の若者の学力について」という演題にて講演をしていただきました

  先生は1930年大阪生まれ、1953年東京大学理学部物理学科ご卒業、85年に理学部長、89年に第24代東大総長にご就任。その後、1998年に参議院議員に当選されると同時に文部大臣にご就任、その後科学技術庁長官を兼務されました。2004年には文化功労者と旭日大綬章、2010年には文化勲章を受章されておられます。先生は物理学者としてだけでなく、日本を代表する俳人でもいらっしゃいます。
 


 




講演の主な要旨は

・若者の学力は低下しているというのは間違いで、むしろ義務教育段階では、
 日本の子供の学力は、昭和30年より高くなっている。但し、知識力について
 は下がっていないが、応用力・自ら考える力は弱い。
・ゆとり教育で学力が低下したというのも間違いで、土曜日が休みになってからの方が、
 学力は上がっている。
・大学生の学力は下がっているが、これは当たり前で、18歳人口が減っているのに
 大学数や1大学あたりの定員が減っていないからである。
 この対策としては、大学の定員を減らすことと、大学生に徹底的に教養を教える
 ことである。
・国際的に、中国・韓国・日本などの極東アジアの学生のレベルが高いが、これは
 科挙の影響が考えられる。但し、勉強が好きかという質問には、嫌いだという
 回答が、欧米よりも高くなっている。
・日本は、政府の教育予算の割合が極端に低い。もっと教育費を公共負担する
 財政措置を講ずるべきである。
・成人の学力は、世界でも高い。この一因として考えられるのが、和歌・俳句・川柳などのたしなみで、会員数100人規模の同好会が非常に多く存在する。

こうした大人のたしなみが学力の上昇に寄与している。但し、一般市民の科学に対する理解度は、他国に比べて低い。
先生は、マスコミで報道されている内容が、如何に事実と異なっているかということを、調査データに基づいて、明確に説明されました。図表を駆使しての説明はとてもわかりやすく、また、明瞭で力強いお話は、とても80歳を超えておられるとは思えない迫力でした。
 
 
 
【第3部 懇親会】 19:15〜21:00
引き続き安橋幹事の司会で第3部の懇親会が開会となり、北修爾 会長の開会の挨拶のあと、来賓の東京大学の五神 真(ごのかみ まこと)副学長に、ご挨拶をiいただき、小池俊二前会長の乾杯の音頭でにぎやかな食事歓談が始まりました。
 






 
  
 

今回は、初参加の若手も多く、各テーブルで名刺交換の輪が広がりました。
歓談の途中で来賓のご挨拶があり、
東京大学同窓会連合会代表幹事 岡崎 一夫 様
東京大学赤門学友会事務局長  神澤 俊介 様 
にご登壇いただき、ご祝辞を賜りました。

また、大阪京大クラブから、山内 潤三 様、並木 宏徳 様、武田 啓次 様の3名が今回ご参加をいただいていることが紹介されました。

続いて、各地域同窓会を代表して奈良東大会会長の柿本 善也様より活動状況のご報告をいただきました。


 

 

 宴たけなわでしたが、東京など、ご遠方へお帰りになる方々のため、辰野 克彦副会長に、中締めのご挨拶をいただきました。
 しばしの歓談の後、司会者より、今回初めて関西東大会の総会に参加した方々に、自己紹介と挨拶をお願いしたところ、該当するたくさんの中堅・若手の方々が積極的に応じられ、演壇の前には行列が出来、皆様熱弁をふるわれました。

 

 


そして、恒例の東京大学応援歌「ただ一つ」を全員で斉唱しました。
最後に、岡本事務局長が、閉会を宣言し、新年会兼総会(平成26年1月19日(日))での再会を期して、関西東大会第27回総会はお開きとなりました。
以上
 
 

関西東大会創立25周年記念 第26回総会 報告

代表幹事 河野 裕亮(昭53経)



関西東大会創立25周年記念第26回総会が、下記の通りに開催されましたので、報告致します。


日 時:2012年10月7日(日) 18:00〜21:30
会 場:ホテルグランヴィア大阪 20階大宴会場「名庭(なにわ)の間」
出席者:85名

【第1部 会員総会】 18:00〜18:30 於 名庭B
 箕浦 公人さんの司会で開会となり、まず、議長の選出に入り、北 修爾 会長を総会の議長に選出しました。
予め、配布されていました資料を基に下記4件の議案について討議しました。

‖莪豺羌聴董(神23年度(平成23年10月1日〜平成24年9月30日)の下記書類の報告と承認

 −1 平成23年度事業報告
 −2 平成23年度決算案
 −3 平成23年度決算書類 監査報告

第二号議案 平成24年度(平成24年10月1日〜平成25年9月30日)の事業計画及び予算案

 最初に、日笠代表幹事から平成23年度の事業報告があり、続いて安原幹事から会計報告、寺田会計監事より、会計監査報告がありました。
 引き続き、日笠代表幹事より平成24年度の事業計画と予算案の説明があり、第一号議案第二号議案あわせて、会員に承認を諮ったところ、拍手を持って全員異議無く承認されました。

B荵姐羌聴董ヾ慇湘貘膕餡饌Г琉貮(代表幹事の数)変更の件
ぢ荵郵羌聴董(神24年度役員名簿の件

 日笠代表幹事より第三号議案及び第四号議案の説明があり、あわせて、会員に承認を諮ったところ、拍手を持って全員異議無く承認されました。

 これをもって会員総会は終了いたしました。
 
 

【第2部 講演会】 18:30〜20:00 於 名庭B



 続いて、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長の村山 斉(むらやま ひとし)先生に「宇宙の果ての向こう」という演題にて講演をしていただきました。
 先生は1964年東京生まれ、1986年東京大学理学部ご卒業、91年同理学系研究科物理学専攻博士課程を修了され、同年東北大学理学部助手にご就任、95年カリフォルニア大学バークレー校助教授、98年同准教授、2000年同教授を経て2007年10月から東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の初代機構長に就任されました。
また、同時に、カリフォルニア大学バークレー校教授、ローレンスバークレー国立研究所上級科学者を兼任されています。
 先生には、宇宙という、時間的にも空間的にも、素人にはつかみにくい内容を、写真・動画を駆使されて、また、ユーモアを交えて、わかりやすく説明していただきました。
 一部を抜粋しますと、

・ 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構は、物理学者・数学者・天文学者など、様々な国籍や専門分野の科学者が集まって、宇宙を研究している機構である。

・ 宇宙の遠くを見ることは、過去の宇宙を見ることである。私たちは宇宙がビッグバンで始まった137億年前の38万年後までの宇宙は見ることができるが、それより昔は、宇宙が出来た初期段階で光や電波が自由に飛べないため、どんなに観測しても見えない。
・ 観測できない宇宙の始まりは、実験で調べてみようということで、様々な素粒子実験が大規模な施設で行われている。
・ 私たちは学校で、「万物は原子からできている」と習ってきたが、2003年になって、「原子以外のものが宇宙の約96%を占めている(星や銀河などの原子で出来た普通の物質やニュートリノなど全てを足しても宇宙の全エネルギーの4.4%程度にしかならない)」ことが分かり、20世紀の「常識」が、21世紀に入って間もなく思い切り覆されてしまった。
・ 宇宙には、目に見えないが、物質の性質を持った暗黒物質(ダークマター)が存在しており(宇宙の全エネルギー中の約23%)、遠方の銀河が屈折して見えることでも、その存在が証明されている。
・ 宇宙は膨張しており、Ia型超新星により、その膨張の推移がわかる。調べてみると、
宇宙の広がる速度は増していて、将来には、光が地球に到達しないで、天体の観測が
できないことになる。この膨張には、通常の物質では考えられない、膨らんでも薄まらない無尽蔵の未知のエネルギーが関係していると考えられ、暗黒エネルギー(ダークエネルギー)と名づけられていて、この得体の知れないものが宇宙の全エネルギー中の約73%を占めている。
・ 無限大やゼロの世界になると、通常、物理学者は手も足も出せなくなるのだが、カブリ数物連携宇宙研究機構では、無限大やゼロを扱いなれている数学者の協力を得て、研究を進めることが出来ている。数物連携の意味がそこにある。
・ 村山先生の講演は、「光速宇宙の旅」の動画やNHK制作の「宇宙の最後」の動画に見とれ、「宇宙戦艦ヤマト」、「ダースベイダー」「ゲゲゲの鬼太郎」などのキャラクターに爆笑し、「ノーベル物理学賞受賞の小柴先生の強運」「カリフォルニア大学バークレー校のノーベル賞受賞者専用駐車場」などの裏話に微笑んだ、あっという間の1時間半でした。  
 

 
【第3部 懇親会】 20:00〜21:30 於 名庭A

 
 

 引き続き箕浦 公人さんの司会で第3部の懇親会が開会となり、北 修爾 会長の開会の挨拶のあと、来賓の東京大学の江川 雅子 理事に、ご挨拶をいただき、辰野 克彦 副会長の乾杯の音頭で、賑やかな食事歓談が始まりました。
80名以上の参加で、初参加者も多く、各テーブルで名刺交換の輪が広がりました。
歓談の途中で来賓のご挨拶があり、

東京大学同窓会連合会代表幹事 岡崎 一夫 様
東京大学赤門学友会事務局長  神澤 俊介 様 
さつき会代表幹事       永沢 裕美子 様
岡山東大会事務局長      福井 正晃 様 
大阪京大クラブ代表      山内 潤三 様 
  同            並木 宏徳 様 

にご登壇いただき、ご祝辞を賜りました。
引き続き、各地域同窓会を代表して奈良東大会代表の中川 基成 様より活動状況のご報告をいただきました。
 宴たけなわでしたが、会長をはじめ、東京など、ご遠方へお帰りになる方々のため、阪本 和俊 副会長に、中締めのご挨拶をいただきました。

 しばしの歓談の後、司会者より、今回初めて関西東大会の総会に参加した方々に、自己紹介と挨拶をお願いしたところ、山下 真 生駒市長、泉 房穂 明石市長はじめ、該当するたくさんの中堅・若手の方々が積極的に応じられ、演壇の前には行列が出来、皆様熱弁をふるわれました。

 そして、恒例の「琵琶湖就航の歌」を、続いて東京大学応援歌「ただ一つ」を全員で斉唱しました。(今回はBGMを用意しました。)

 最後に、岡本事務局長が、永年にわたり、関西東大会を牽引されてこられた、沖野、白井前代表幹事・事務局長の功労への謝辞のあと、閉会を宣言し、新年会(平成25年1月20日(日))での再会を期して、関西東大会創立25周年記念第26回総会はお開きとなりました。

以上



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第25回関西東大会総会要旨

s63農院 中谷 俊昭
s47農  白井 俊和
s55経  日笠 賢

  

日 時  平成23年10月2日(日) 午後6時〜9時半
場 所  ホテルグランヴィア大阪 20F 孔雀 鳳凰A

第一部 総会議事  午後6時 〜6時半
第二部 講演会   午後6時半〜7時半
第三部 懇親会   午後7時半〜9時半

東京大学からは、濱田総長、杉山副理事、若林卒業生室課長、大南総長秘書にご臨席いただきました。さらに岡崎東京大学同窓会連合会代表幹事兼東京銀杏会副会長、河原岡山東大会会長ほかの来賓の方々にもご臨席いただきました。関西東大会からは、会長以下執行部および一般会員の合計60名程が出席いたしました。

○小ミーティング
  小ミーティングは総会前の午後5時半〜6時に総会および講演会と同会場(孔雀)で行われました。
  小ミーティングに用意された時間は30分ということもあり、事前に関西東大会は東京大学との打ち合わせを行い、総長への質問および回答形式で行いました。
  小ミーティングはスクール形式をとり、東京大学他からの来賓および関西東大会の執行部以外に、一般会員も質疑応答に参加できる方式でありました。


                   
総長の挨拶に続いて、関西東大会の沖野事務局長の司会により、質疑応答が行われました。
最初に司会者から東京大学の秋入学への取り組みについて質問がありました。

総長から、東京大学も大学院で数日後(10月4日)に入学式が行われる予定と明らかにされました。東京大学から海外への留学生は300名程であるのに対して、海外から東京大学への留学生は3000名程になります。大学院については既に秋入学に移行しているが学部の学生の秋入学についても検討を行っています。このように、東大生の海外への留学生は少なく、海外からの留学生が多くなっている現状から、東京大学の国際化へ向けての整備は、重要で急ぐ必要のある重要施策であります、と回答。

総長のご回答にありましたように、東京大学は国際化に向けての整備が必要な状況にあります。この国際化に対応するためには、現在計画されている三鷹国際学生宿舎の建設はますます必要になっています。国からの運営交付金は、現状の教育研究維持に使う必要のある中、三鷹国際学生宿舎の建設を国および文部科学省等へも働きかけを行っていますのでしょうか?

総長から、現在、国からの「箱モノ」への予算は、なかなか認めてもらえない状況にあります。東京大学の国際化と留学生の生活への対応などを考えると、何とか工夫して三鷹国際学生宿舎の建設を実現したい。卒業生の皆様にもご協力をお願いします、との回答。

東京大学の他、日本全体に寄付するという行為が希薄であります。東京大学には10万人を越える卒業生がいますから、1人1万円ずつ5年間継続すれば、50億円になります。中には、もっと多額の寄付金を出して下さる方も出れば、100億円を超えることも期待できると思いますと申し上げた。

総長から、おっしゃる通りで、これを実現するためには、5年から10年単位の努力が必要であります。今から根付くように、粘り強い努力が求められ、同窓生の皆様のご協力をお願いします、との回答。

昨年本郷の山上会館で、第1回の東京大学同窓会連合会全国大会が開催され、長年の夢が実現しました。今年も第2回の東京大学同窓会連合会全国大会が山上会館で予定されています。これを、たとえ30分でも安田講堂に全国の同窓生が集合して、東京大学同窓会連合会を開催させていただきたい。

総長から、同席の杉山副理事へ語りかけられ、同席の若林卒業生課長とも協議検討を行ってまいります、との回答。

○第一部 総会議事
総会議事は、小ミーティングと同会場(孔雀)で、続いて沖野事務局長の司会により行われました。
 最初に議長の選出が行われ、小池会長が選出されました。
 議長により次の議案について説明、審議、承認が行われました。
 第一号議案「平成23年度事業報告ならびに決算案の承認の件」(白井代表幹事により説明)
会計監査実施報告(西会計監事より報告)
第二号議案「平成24年度事業計画案ならびに予算案の審議の件」(白井代表幹事により説明)
第三号議案「平成24、25年度役員名簿の件」(沖野事務局長より説明)
第四号議案「東京大学三鷹国際学生宿舎建設のための寄附プロジェクトの件」(沖野事務局長より説明)
総会後、任期満了で退任されることになった小池前会長と今回の総会で新たに選出された北会長より挨拶がありました。
             
             
○講演
総会に続いて同会場で、関西東大会会員の本願寺御法主台下で本願寺文化興隆財団理事長の大谷暢順御法主台下と東京大学濱田純一総長よりそれぞれ30分間の講演が行われました。
                   

大谷暢順本願寺御法主台下 「我が国の外交を考える」(要旨)



日本の最重要課題は外交であり、日本とヨーロッパの歴史的出来事の事例により、外交というものがどの様に受け止められ、外交文化がどの様に培われてきたかということを検証されました。
中世において、日本もヨーロッパも同様に封建社会を経験してきている。日本は江戸時代の鎖国制度により外交不在であり、明治維新以降にヨーロッパ諸国に追いつこうと努力をしました。この努力による成果を得て安定した状態の時期においても、なお外交を学べていない状況でありました。これに対してヨーロッパの国々は、国の再編成やいろいろな外交的出来事を繰り返す中で外交が鍛えられてヨーロッパ文化圏の成立となりました。
近代においては「個性の確立」が重要な要素としてあり、ヨーロッパではルネッサンスであり、日本では鎌倉仏教です。日本とヨーロッパにおいては質的に異なり、日本は明治維新後に西洋化しようとした。
日本において学問的素地はできていたものの、外交については素地そのものすら不在でありました。明治維新後でも外交は取り残されました。
日本は明治維新においてヨーロッパ諸国に翻弄され、現在においてもこのままの外交および外交文化の疎さが続けば、日本は世界から取り残され、孤立した弱小国家になってしまいます。ここで何とか対応策を講じることが必要であり、日本の歴史、思想を基に外交および外交文化を確立することが必要であります。
  
   濱田純一東京大学総長 「東日本大震災後の大学」(要旨)



 講演の前に本を紹介され、中でも著作である「東京大学 知の森が動く」(東京大学出版会)を取り上げられました。この本は濱田総長が総長に就任以来講演および著述してきたものを集大成したものであります、と説明されました。
今回の東日本大震災の時、東京大学も東日本に施設がありましたけれども、人的被害はありませんでした。これは震災の1週間程前に避難訓練をしていたおかげであり、避難した高台からは震災状況が一望できました。
この出来事を境に大学、学問への見方の状況が一変しました。すなわち、学問、就中科学技術への国民の不信が日に日に強くなっています。何のための学問か、科学技術かということが問われています。
知の頂点たる東京大学としては、世界からも注目されており、最初の講演者の大谷御法主台下が述べられましたように世界の中の日本として受け止め、国際化しなければならない状況下であり、こうした国民の見方も真摯に受け止め対応することが必要であり、重要です。

○懇親会
懇親会は、小ミーティング、総会、講演会の会場(孔雀)から移動した会場(鳳凰A)で行われました。

最初に会長として選出されました北・新会長より開会の挨拶がありました。



次に乾杯を清瀧名誉顧問により行い、食事歓談となりました。

濱田総長は次の予定地に向かうためにご挨拶をされてから懇親会を中座されました。
総会当日昼間に行なわれました第2回東大ワールドカフェ関西で、キーノートスピーカを務められたクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社の上田谷真一社長からもご報告とご挨拶をいただき、帰京の必要のために中座されました。
懇親会では、来賓として東京大学から杉山副理事のご挨拶をいただきました。



続いて東京大学同窓会連合会から岡崎代表幹事、岡山東大会から河原会長、大阪京大クラブから中村様と並木様より、それぞれご挨拶をいただきました。
                    
大谷暢順本願寺御法主台下と共にご臨席賜りました大谷祥子本願寺御裏方様により、ご挨拶ならび琴によるご演奏をいただき、琴でのチック・コリアのジャズに驚嘆の歓声が上がるなど、一同雅やかな雰囲気の中、懇親を深めることができました。



食事歓談の続く中、菊池前代表幹事によるカンツォーネ独唱、祝電披露、地域同窓会の代表挨拶(奈良東大会より中川代表、和歌山東大会より安藤代表)をいただきました。さらに今後の会員の増強を期待される若手より、一人一人挨拶がありました。
盛況の中、中村様と並木様のリードで「琵琶湖就航の歌」を、さらに東京大学応援団OBの河原岡山東大会会長の先導により東京大学応援歌「ただ一つ」を全員で斉唱しました。
小松顧問の挨拶により、盛況の第25回関西東大会総会はお開きとなり、再会を期して帰路につきました。



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関西東大会第24 回総会報告

 H3工(建築) 久武正明(文)
S45農      藤田ひかる(画像)



日時:平成22年10月17日 11時〜15 時
  
場所:ホテルグランヴィア大阪
 
第一部
菊池代表幹事の開会挨拶に引き続き、小池俊二副会長を満場一致で会長に選出。
・小池会長を総会議長に選出し、
・第1号議題「平成22年度事業報告ならびに決算案の承認の件」<白井代表幹事>
・会計監査報告<竹澤会計幹事>
・第2号議題「平成23年度事業計画案ならびに予算案の審議の件」<白井代表幹事>
・第3号議題「東京大学三鷹国際研修寮(三鷹国際学生宿舎)建設のための寄附活動について」<小池会長・井垣幹事>
が承認された。
  
 

 
小池俊二会長
 
  

第二部
三菱総研理事長(前東京大学総長) 小宮山宏氏より「『課題先進国』日本」という題でご講演頂いた。主な内容以下のとおり。
 
・「人工物は、飽和する。」(車、住宅、セメント生産量も)物質は、消えないので、リサイクルの考え方が大事。
 
・高度成長国へ向かい、飽和する「普及型需要」(家、車、テレビ、新幹線、原子力発電所等) から
内需を生み、雇用を創出する「創造型需要」へ。
生まれつつある需要として、グリーン成長産業(高効率給湯器、LED 照明、太陽電池等日本優位)
これから生まれる需要として、シルバー成長産業(高齢社会に不可欠な製品群・・)
ビジョンを共有し、ものづくり力」と「文化力」を活かす
 
・「ビジョン2050」を掲げ、「エネルギー効率3 倍再生可能エネルギー2 倍物質循環システムの構築」を目指す。
地球温暖化、エネルギー、物質に関する人類の答であり、世界のビジョンで日本に有利。ビジョン2050 を達成すれば、
その後は明るい
・「生産は権利、効率は義務」と考え、先進国だけでなく、発展途上国も参加が必要。
 
・日本の戦略は明確。「日々のくらしで削減、高効率ものづくりでリード」していく。
家庭部門用途別エネルギー消費割合について、冷暖房と給湯が約3 割ずつしめる。それに対して、高断熱とヒートポンプ、燃
料電池が鍵になり、日本発の巨大な新市場が創出される。
 
・小宮山エコハウスは、その実験的な試みで、「ヒートポンプ給湯: COP=4 高断熱: K=1.6 W/m2K ハイブリッド自動車:22.6km/l
太陽電池: 3.6 kW など」により、家庭と輸送で81%削減12 年で投資回収している。
 
・「2050 年日本のビジョンとして、自給率エネルギー・資源・食料70% を目指す。
「資源の輸入国」から「21 世紀のモデル」への転換を図る。
 
・21 世紀のパラダイムは、「有限の地球・高齢化する社会・爆発する知識」。
この中で、「高齢化」をポジティブに考えていく。15-64 歳を生産年齢人口とする考え方も修正が必要。
認知能力も、課題解決力は、年齢とともに上がり続ける。
 
・「低炭素社会」(小宮山宏氏著)ビジョンを海外に求めることはできない。課題先進国が課題解決先進国になる
 
・ビジョンは「プラチナ社会」。「エコロジカルで、高齢者が参加し、人が成長し続け、雇用がある社会」を目指す。
グリーン・シルバー・ゴールドに燦然と輝く「持続可能社会」である。
 
・このビジョンの達成には、国家モデルの転換が必要。「坂の上の雲」の時代(途上国モデル→所得倍増計画)から、
「雲に入ったら霧」の時代に、先進国モデル→プラチナ構想への転換が必要。
 
・プラチナ構想ネットワークがスタート!運動体としてのプラチナ構想ネットワークで、都市・大学・姉妹都市の
ネットワークが、共鳴しながら前進していく。
 
・日本は、これまで、脱SOx などめざましい発展を遂げてきた。その実績を若い世代にしっかり教育することが大事。
 
・民力と政府の強烈な共鳴で前進する。日本が、世界で一番住みたい国になることを目指して。
 

 
小宮山 宏三菱総研理事長(前東京大学総長)
 
 
 
 

関西東大会北 修爾副会長  

 
 

 
武村正義 滋賀東大会会長
 
竹花 宏 大阪京大クラブ常任理事財務委員長
 
 
第三部
関西東大会会長小池俊二氏より開会挨拶、同副会長北修爾氏より乾杯のご発声を頂く。
来賓として、滋賀東大会会長武村正義氏、大阪京大クラブ竹花宏氏よりご挨拶を頂いた。
 
歓談の後、東京大学理事・副学長小島憲道氏より、「東京大学の現況と今後の目標」という題でお話を頂いた。「森を動かす」行動シナリオに基づく【重点課題】は、以下。
 
ヽ惱僂梁人誉の確保と卓越性の追求
 
▲哀蹇璽丱襦Εャンパスの形成
 
社会連携の展開と挑戦:「知の還元」から「知の共創」へ
 
ぁ屮織佞陛貘臉検廚琉蘋
 
ザ軌の教育力の向上、活力の維持
 
Ε廛蹈侫Д奪轡腑淵襪箸靴討凌Πの養成
 
卒業生との緊密なネットワークの形成
 
┠弍弔竜’柔向上と基盤強化
 
ガバナンス、コンプライアンスの強化
・「東京大学の国際戦略−研究・教育の国際化」が重要。
・社会の安定的な発展のために、知の創造と人を育成する「社会のたしかな拠り所」として、
時代に流されない財務基盤の確立が必要。
「東京大学基金2000」として、「2020 年には2000 億円の基金」を目標とする。
・タフで国際的なコミュニケーション能力を持った東大生を育てる学生寮の建設の計画(三鷹国際学生宿舎)
・理想の教育棟の建設開始(寄附(森ビル株式会社)、総長裁量経費、政府補正予算などにより建設開始。
・伊藤国際学術研究センター(仮称)の計画
(伊藤雅俊氏(セブン&アイ・ホールディングス名誉会長)並びに伊藤伸子氏(同夫人)による総額45 億円の寄附)
・今後の目標:「グレーター東大コミュニティの実現へ」、教職員・学生・卒業生の三本柱による連携を図っていく。

イントロクイズの後、祝電披露に引き続き、京都東大会代表田中伸氏、奈良東大会代表西育良氏、和歌山赤門代表会安藤元二氏、兵庫東大会代表鷲田昌範氏より地域同窓会活動の紹介があり、井垣太介氏、東京大学渉外本部石岡吉泰氏より若手
代表挨拶があった。
 
最後に出席者全員で「琵琶湖周航の歌」、応援歌「ただ一つ」を斉唱、関西東大会名誉顧問清瀧一也氏による閉会挨拶で総会を終えた。

 

 
小島憲道東京大学理事副学長
 
  

 

 
安藤元二和歌山赤門会代表(関西東大会代表幹事)

 
 


 
 
田中 伸京都東大会代表(関西東大会代表幹事)    

 
  

 
 
井垣太介幹事
 
 
                  

 
清瀧名誉顧問

 
 


 
 
西 育良奈良東大会代表(関西東大会会計監事) 
 
 
 

 
鷲田昌範兵庫東大会代表(関西東大会代表幹事)


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関西東大会第23回総会報告

s58法 安原 徹   (文)
s45農 藤田ひかる (画像)
日時:平成21年10月17日 18時〜21時30分
場所:ホテルグランヴィア大阪
第一部
井出会長開会挨拶に引き続き、会長を総会議長に選出、第1号議題「平成21年度事業報告ならびに決算案の承認の件」、会計監査報告、第2号議題「平成22年度事業計画案ならびに予算案の審議の件」、および第3号議題「役員改選」が承認された。引き続き東京大学理事・副学長小島憲道氏よりご挨拶を頂いた。




第二部
映画監督山田洋次氏より「映画と私」という題でご講演頂いた。主な内容以下のとおり。
・現在京都で立命館大学映像学部の学生とともに「太泰物語」という映画を製作している。大学卒業時大変な就職難で自分の居場所もわからないまま不安の中で松竹に就職した。将来監督になろうと思って入ったのではなかった。
・監督の仕事は、そのカットがOKかNGかを決めること。実際それ以外何もしない。何もしないが、そこに監督の個性が立ち現われてくるのが理想である。
・映画の全盛期は1930年代から1960年頃まで。いい映画を作るには時間がかかる。コストがかかる。60年代以降経済的な制約のため、そういうゆったりした製作が許されなくなった。
・監督にとって大事なことは、いいスタッフ、いい俳優、いい脚本。この3つが揃えば成功する。そしてカットをつなぎ合わせて出来上がったものを一歩離れて観ると、撮影時に予想もしなかった色合い・イメージが浮かび上がってくることがある。黒澤監督はこれを「窯変」と呼んだ。



・寅さん製作にあたり松竹首脳部は初め乗り気ではなかったが、私としては「あたりまえの映画」つまり「ああなるだろうと思うとそうなる」ストーリーを作りたかった。試写を観るとずいぶん真面目な映画だと感じたが、封切では観客が笑っていた。「これでいいのだ。自分が面白がって映画を作らなくてもいい、真面目に作ればいいのだ」と観客が後押ししてくれたと感じている。
・シリーズを続けることに迷った時、渥美さんが「寅さんに自分が追い抜かれないよう精進しなければならない」とおっしゃるのを聞き、「乗っているな」と感じて連作を決意した。彼は、遊びも贅沢もしない。歳とともに余分なものが抜けていき、素晴らしい俳優になった。プライベートは決して他人に明かさない人だった。病気のことも自分からはおっしゃらなかった。亡くなって初めて奥様から電話を頂いたが、自分が病気であることを決して知られないように言っておられたとのことだった。大船で「送る会」を催したが予想を大きく超える弔問者が訪れ涙が出た。
・自分も歳をとったが、歳をとった人にしかできない映画を作りたい。「あの人も歳をとったな」と言われたくない。自身の老化は避けられないが、作品の老化を防ぐように映画を作っていきたい。

第三部
関西東大会副会長小池俊二氏より開会挨拶、同副会長北修爾氏より乾杯のご発声を頂き歓談。来賓として、東京大学副理事杉山健一氏、東京大学同窓会連合会事務局長長崎新一氏、東海銀杏会渉外担当幹事吉村光正氏、大阪京大クラブ副会長山内潤三氏が紹介された。祝電披露に引き続き、奈良東大会西育良氏、和歌山赤門会安藤元二氏、兵庫東大会鷲田昌範氏より地域同窓会活動紹介、井関貴史氏(平成9法)、近藤智氏(平成10農)、渋谷元宏氏(平成7法)、美濃和秀幸氏(平成5工)より若手代表挨拶があった。最後に出席者全員で「琵琶湖周航の歌」、応援歌「ただ一つ」を斉唱、関西東大会副会長長恵祥氏による閉会挨拶で総会を終えた。





以上



第22回会員総会・講演会・懇親会の報告

第22回会員総会は平成20年10月24日(金)ホテルグランビア大阪において開催されました。
来賓として東京大学濱田純一理事副学長、杉山健一副理事渉外本部長、連合会森亘会長、連合会長崎事務局長、さらに今年から交流のはじまった大阪京大クラブから山内潤三会長代行、並木宏徳氏、中村誠氏の3名の方々をお迎えしました。
 今年の総会は長副会長挨拶のあと議長に長氏が選出され、菊池代表幹事から事業報告、決算報告がなされ、竹澤監事から監査報告がなされました。つづいて菊池代表幹事から事業計画、予算案の説明があり、いずれも原案通り承認可決されました。
 ひきつづき講演に入りましたが、講演者の野口健氏は73年ボストン生まれ、99年エベレストに登頂し、25歳で世界最年少7大陸最高峰登頂を果たしたアルピニストです。
 講演の概要は別に記載していますが、たいへん味わい深い講演で参加者の皆さんは熱心に耳を傾けておられました。
 懇親会に入り、名誉顧問金馬昭郎京都東大会会長ご挨拶のあと名誉顧問柿本善也奈良東大会会長の発声で乾杯となりなごやかに歓談となりました。
懇親会中に来賓各位、各地域同窓会代表の方々からのご挨拶があり、最後は全員で東京大学応援歌「ただひとつ」を斉唱し、小松健男名誉顧問の元気な閉会の挨拶で散会となりました。


<講演会要旨>
7大陸最高峰世界最年少登頂のアルピニストではあるが、自分はこのごろ会う人に環境保護活動の専門家と見られているようだ。これは国内で環境保護活動を始めたころ、自分ひとりの力ではとても無理だと思っていた富士山清掃登山のイベントに対して、昨年は年間8,000人ものボランティア参加者が集まるようになったという活動の成果でもある。
しかし、自分は環境保護活動をやろうとしてこれまで活動してきたのではない。登山家としてエベレストへの挑戦を通じ、欧米各国の登山家から日本人登山家の行儀の悪さを指摘され、くやしいけれどもたしかにひどいということを自分で認めたからこそエベレストの清掃に立ち向かったのである。
エベレストの清掃では当初、シェルパ族による清掃行為への拒絶反応にはじまり、国内では山岳会諸先輩からのバッシングを受けるなどスタートから難航した。しかも3年間で3人のシェルパを高山での過酷な作業により失ったという重い事実を現地でつきつけられ、もうやめようという想いにつながった。しかし清掃登山をあきらめようとシェルパに伝えたそのときに、シェルパたちから反対に活動を続けようと励まされたのだ。自分たちの国をきれいにするのだという決意も聞かされて、活動の継続を決意し、さらに国内での富士山清掃登山への想いも強くすることができた。今の自分が環境保護活動に対して持つエネルギーの源泉は彼ら亡くなったシェルパたちへの弔いの気持ちである。これらの経験を通じて、山は降りるまで、途中であきらめたら何もできないという貴重な教訓を得た。












































会員委員長 藤田ひかる(昭45農)




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20周年総会開催報告

関西東大会の20周年記念総会は、10月23日(火)午後6時30分からホテルグランヴィア大阪で100名を超える会員の出席のもと盛大に開催された。

第1部では、予算、決算、事業方針の承認のあと、任期満了になる真銅会長の後任に井手正敬氏(昭和34経卒)が選任された。井手氏は、更なる20年に向けて、関西東大会を活性化していくと挨拶された。



20周年記念総会に母校の代表として出席された平尾副学長から、数ある地域同窓会の中で関西東大会が20周年を迎えること、更なる発展に期待しているとの祝辞が述べられた。平尾副学長のお話しでは、東京大学は帝国大学になってから今年創立130周年になるが、医学部は、安政5年(1858年)に幕府が開設した種痘所を起源として来年創立150周年を祝うことになっているし、更に、古く貞享元年(1684年)に開設された幕府の天文方から数えると、東京大学は創立323年になるとのことでした。最後に、11月10日の130周年記念ホームカミングデイの紹介と多くの卒業生の参加の要請がありました。



第2部の20周年記念講演は、副会長の堺屋太一氏(昭和35経卒)が「21世紀日本の行方 ええことも悪いことも関西から」というテーマで講演された。要旨は以下のとおりです。

「大阪は、明治の初め、酷く疲弊したが、紡績業など次々に新産業を生み出して発展し、昭和10年頃には、経済的には東京を超える勢いであった。ところが、その後の戦時経済体制で、政府は経済社会の中枢機能を全て東京に集中させた。業界団体を全て東京に移させたのはそのためである。戦後、東京一極集中がますます激しくなっているが、政府の力=役人によるものである。それでも、消費者相手の商品や産業の多くは大阪から生れた。ところが、規格大量生産の時代が終わった1990年代から、大阪は沈滞し、21世紀になってますます酷くなっている。大阪の沈滞と同時に日本の国際的地位も低くなってきている。世界中でも経済、文化の面で首都の比重が益々高くなっている国は日本くらいである。大阪が衰退した原因として、智恵の値打ちを大事にする意識が少なかったこと、行政の弱さ、文化の下品化、阪神淡路大震災の影響などが考えられるが、これからは、智恵の値打ちを大事にし、上品な文化を全国、全世界に発信することにより、大阪の地位が回復すれば、ひいては、日本の国際的地位も上がるだろう。」



我々の最も関心の強いテーマである関西の復活について、智恵の値打ちを大事にし、上品な文化を発信することが重要だという核心をついた素晴らしい講演でした。


引続き、第3部の懇親会に移り、森 亘同窓会連合会会長からお祝のご挨拶の後、森会長のご発声により乾杯となり、引続き来賓の皆様など多くの方からお祝の挨拶があり、出席一同楽しく歓談し、時間が過ぎるのを忘れるほどであったが、午後9時過ぎに全員で「ただ一つ」を歌い、30周年、40周年の再会を約束してお開きとなった。







報告:代表幹事 西村文茂(昭和47年法)




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第20回会員総会・懇親会の報告

第20回総会は、平成18年10月23日(月)、大阪のホテルグランヴィアにおいて開催されました。

今年は、東大から古田元夫理事・副学長をお迎えして、「大学の目指す教育、卒業生との今後の連携」などを中心にした講話を拝聴。講話に先立ち、真銅会長の開会挨拶の後、総会の議事がもたれた。総会では、昨年度の事業、決算報告や20年目の記念すべき年度となる次年度の事業計画案、予算案が代表幹事より説明があり、異議なく了承されました。

また事業委員会から昨年度に実施されたイベントが、パワーポイントを使った画面でわかりやすく報告され、来期のイベントへの慫慂にもつながった。会員委員会からは会員増加に向けての取り組みが報告され、 広報委員会からは、運営中の東大会ホ−ムページの紹介がされました。



今回の総会は例年より会費を安く5,000円に設定したせいか、参加者は95名と、例年を上回ることとなりました。

懇親会の途中、連合会の長崎さん(昭40卒)、京都、東海を代表して 金馬さん(昭26年卒)、吉村さん(平4年卒)のご挨拶があったほか、テニス同好会、音楽同好会から活動状況を写真を使って報告があり、更には、女流浪曲師春野さん(平9年卒)の紹介も飛び入りであり、懇親会は盛会裏に推移しました。

懇親会の締めくくりとして、西部氏(平5年卒)、山石氏(昭50年卒)のトランペットの伴奏で、全員で応援歌「ただひとつ」を斉唱して散会しました。


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