平成18年5月度三水会 講演概要

歌と恐竜

宮本正敏(昭34薬)



歌と恐竜とは,変な題名ですが,
現在における私の二つの趣味です.
まず,歌ですが,昨年秋,一念発起して,いずれも6回のコースでしたが,ボイストレーニング教室,発声法ですね,それとカラオケ教室に通いました.

発声法:ボイストレーニングの教室では,
自分の体を楽器にして歌う:声帯を使い、横隔膜を使って腹式呼吸で響かせる:ことを習いました.
楽器として使うには,空気の通り道を筒とする必要があります.最後に口の開く形とか(母音),舌の位置とか(子音)鼻に通すかで仕上げます.

ちなみに,声や歌は歌っている本人には,生では届いていません.他の人にどう届いているのかはわからないのです.

以下の部分では
声帯を使えるのはどの動物か
横隔膜を使えるのはどの動物か
という点について私の調べたことと考えに基づいて話をすすめます.

随意的に声帯を使えるのは 人間だけです.
声帯:脊椎動物の咽頭の上部(前部)にある声を発生するための器官.鳥類には声帯はなく,さらに肺に近い部位に位置する鳴管が発声器官となっている.
開閉する左右1対の弁の間の隙間に,肺から排出される空気を通過させ,振動を引き起こすことで音(声)を発する.[ウィキペディアより]
鳥類の祖先である恐竜も声帯がなかったはずです.

声とは,閉じた声帯に息がぶつかって,空気が振動することで音が生まれる.そしてその音が口や鼻で共鳴して,声となる.声とは,声帯が振動する音ではない.声帯が振動したために空気の断続が起こり,それによって起こる言わばすきま風の音に近い.
口笛:すぼめた口の小さな隙間を通り抜ける時に空気が振動しているのであって,唇が振動しているわけではない.

鳥 さえずり(song) 地鳴き(call)
のどの軟骨によって気管を狭めて出している音で口笛と同じ
インコは鳴管で鳴くが,のどの奥で口笛を吹いていて, 舌の大きいことも関係する

人間
ヒトでは呼気の空気流が声門を通るときに,よく発達した声帯の上下と水平の複雑な振動が音源となるが,チンパンジーをはじめサルでは吸気の声帯の振動が音源となる.
祖先から考えると,人間に近い類人猿としてチンパンジーとボノボ(ピグミーチンパンジー)があります.それらと共通の祖先から,人類として,
猿人(600万年前,二足歩行:300万年前)
原人
旧人(30万年前〜3.5万年前)
新人(13万年前〜
が発生してきます.旧人の一種ネアンデルタール人は,新人(Homo sapience)の直接の祖先ではないのですが,23万年前に出現し,新人たとえば,クロマニヨン人と数万年間共存していたといわれています.そして,われわれの祖先の新人が滅ぼしたとも,一部を吸収(混血)したとも言われています.

ネアンデルタール人は,現生人類と比べ,喉の奥(上気道)が短い.このため,分節言語を発声する能力が低かった可能性がある.声帯が発達していないため,コミュニケーションが悪かった.だから歌が歌えなかったと私は思っています.

コミュニケーションについての人類と類人猿との違い:類人猿は,意味論的・統辞論的いずれの面からも人間原語にきわめて類似のコミュニケーションの能力をもつものだが,彼ら自身の音声をこのように表徴として用いることは困難だったのである.

チンパンジーは80匹くらいの群れで,前頭葉の面積に比例するとすれば,人間は,150人くらい.親睦のはかり方のグルーミング(毛繕い)は,1:1で行うもので80人(匹)くらいが限度.それで人間は,そのかわり言語を使って,多数の仲間と同時に親睦をはかるマスコミの始まりとなる.さらに,人間は毛がなくなったので,グルーミングはできない.

随意的に声がだせるか

人間は言葉を使うにあたって,呼吸を随意的にコントロールできる必要がある.呼吸は生死にかかわる重大なことです.呼吸がとまれば,死にます.呼吸はできるだけ止まらないようにしなければならない.そうするには,心臓と同じように呼吸し続けるようになっているべきである.ほとんどの動物ではそのようになっているらしい.

人間は,呼吸を意識的に止めることができるし,呼吸そのものをいろいろコントロールできる.音声言語を話すには,呼吸を話そうとする音声にあわせて,いろいろ変化させる必要がある.呼吸が随意的にコントロールできないなら,音声言語はもてない.呼吸だけでなく,喉頭のコントロールも随意的でないと声が出ない.声帯を閉じたり緊張させたりして,いろいろな声をだすわけです.一方,声帯をコントロールするのを間違えば,呼吸困難になるわけで,そこも随意的コントロールよりも,自動的な制御にまかせたようがよい(一般の動物では).

他の動物も声は出す.犬は吠えるし,サルでもいろいろな声をだす.このような声,鳴き声,吠え声などは,その制御が脳幹に近い,脳の中心部分でコントロールされたものらしい.つまり,随意的でない.吠えるべき,又は鳴くべきときというのは,感情が高ぶっているとか,強い覚醒状態のときとか,あるいは,餌を見つけたとき,あるいは敵を見つけたとき,などの生死とからんだ基本的な状況において,吠えたり,鳴いたりするというのが,他の動物の声なのだ.とテレンス・ディーコン著「ヒトはいかにして人となったか」に書いてあるそうです.

チンパンジーの場合も,たとえば,食べ物をみるとフードコールという独特の声を出すようです.一匹のチンパンジーが食べ物を見つけると,フードコールを出し,それを聞いた他のチンパンジーが,それにつられてフードコールを出し,反射神経的に伝搬して,みんなが食べ物に群がるようになる.賢いチンパンジーで食べ物を回りのチンパンジーにとられたくないという場合に,フードコールしそうになったとき口を手で押さえて声が出ないようにしていた,という目撃情報もあるそうです.

このような脳の基本的な部分から出ている声というのは,脳の基本的な状態に対応して出る声なので,随意的ではなく,多くの場合,その声は周りの仲間に伝染して,仲間もまた同じ声を出すようになる.人間の場合,笑いがこれに近い.笑いは,本当におかしいと思ったときには,つい吹き出してしまって,こらえるのが難しい.つまり,笑いは随意的なことではない.嘘の笑いも訓練すればできるが,本来の笑いは別の仕組みで出ているのではないか.笑いは伝染性があるので,一人が笑い出すと,周りの人も笑い出す.

人間の「泣き」にも伝染性があり,またかなり脳の深い基本的なところから出ているもののようで,涙を伴う.あまり随意的ではなく,俳優でも泣くのは訓練が必要である.

多くの動物の声は,人間の笑いとか泣きや驚きに対応するもので,言語に対応するものではない.

人間以外の動物で,例外的に,音声を随意的に操れるものがいる.


オウム 人のまね
鳴鳥の類 複雑な文法構造といってもよいものをもった鳴き方で雌をひきつけたりする求愛をする.鳥が随意的に声を出せる理由は,飛ぶことと関係がありそうだといわれている.ほとんどの動物は,移動についてはかなり随意的な行動ができるようになっていて,よって,哺乳類の多くは四肢については,随意的に動かせる.鳥の場合は,飛び方を変えるために,翼を自由に動かせるのはもちろんですが,他に,呼吸もかなり随意的でないとうまく飛べないのでは,というわけです.鳥は呼吸を自由に随意的にあやつることができるし,またそれによって声を自由に出すことができ,いろいろな音声をあやつります.

クジラ類 イルカを含めたクジラ類です.海にもどった哺乳類です.クジラの声は鼻が発達したものらしく,他の哺乳類のような声帯を使うものとは違うようである.ただし,これも潮吹きと関係して,移動のためと呼吸が関連するために,呼吸が随意的でないといけないらしい.ザトウクジラの歌などは有名で,「イルカ歌うか」というのもありましたが,イルカが仲間と声でやりとりしているらしいことも知られています.4/30 NHK 「ダーウィンが来た」では,ザトウクジラのオスだけが,繁殖期に歌うといっていました.

コウモリは超音波で鳴く

随意的に声を出せるということは,随意的な呼吸と,随意的な喉頭の運動制御ということがあって,チンパンジーほか他の霊長類もできない.チンパンジーにいくら話し言葉を教えようとしても,まったくだめだそうで,手話の実験ではなんとかなるらしい.

横隔膜:哺乳類にのみ存在する.[ウィキペディアより]
2.5億年前ペルム紀末(古生代の終わり),P/Tの大災害,火山の爆発が起こって,酸素の濃度が薄くなった.その理由は,大噴火による大気中の二酸化炭素の増加,植物が壊滅的な打撃を受け,炭酸同化作用がなくった.炭酸同化作用は,ご存知のように,植物が炭酸ガスを吸収して,酸素を発生することである.炭酸ガスの温室効果で,海水温が上がると,大陸棚周辺部の海底に分布しているメタンハイドレートが融解し,メタンが発生する.メタンは炭酸ガスよりも強力な温室効果の働きがある.

寄り道をすると,メタンクラスレートのメタンを炭酸ガスで置換して,炭酸ガスの減少とエネルギー源としてのメタンを入手する研究をしている人がいるようです.そう都合よくいくものかどうかは,わかりませんが.

ようするに,炭酸ガスとメタンの相乗効果によって大気中の酸素が30%から10%前後に落ち込み,1億年近くつづいた.生物種の95%が絶滅したといわれている.ペルム紀に全盛していた哺乳類型は虫類(単弓類),サーベルタイガーなど,は絶滅した.哺乳類型は虫類は,肋骨が腹の全体を覆っていた.この肋骨のことは,意味があるので覚えておいていただきたい.哺乳類型は虫類がいなくなった空白を埋めたのは,恐竜です.私が恐竜について興味を持ったのは,小学生のころで,H.G. WellsのThe Lost World の翻訳を読んでからでした.今でも,恐竜博や恐竜展があると出かけています(日本国内ですが).

恐竜は,やがて鳥へと引き継がれる「気嚢システム」と呼ばれる呼吸方法を生み出し,哺乳類型は虫類にかわって地上の支配者となる.化石の解析で鳥類に独特の空洞が恐竜にも発見された.肺で空気を循環させて,呼気と吸気で常に酸素を吸収することができる.気嚢は肺の前後二箇所にあります.それを気嚢AとBとすると,恐竜や鳥の体内では,気管⇒気嚢A⇒肺⇒機能B⇒気管という空気の流れがある.

恐竜の肺:現存鳥類の呼吸システムを,獣脚類(もしくは恐竜全体)が既に持っていたという仮説があり,研究が進められている.2005年には,マジュンガトルスの脊椎骨の構造の研究から獣脚類が気嚢を持つ証拠が提出され,この仮説の実証が前進した.[ウィキペディアより]

気嚢 air sacは,
鳥類特有の器官で,肺に付随した薄膜の袋.内部に空気を満たし,その機能は主として体温の調節であるが,肺につながった空気袋として,肺に通ずる空気の流れの効率を高める働きももっている.ただし気嚢自体は血管がほとんど分布していないので,ガス交換を行うことはできない.
気嚢系は体腔や腹筋・内臓の間にさまざまな形で入り込み,多くの鳥では各種の骨のなかにも入っている.この気嚢は,長いさえずりにおける呼気の制御とか,潜水時の浮力の調節とか,空中から水中へのダイビングの際の衝撃の緩和にも,役立っているといわれている.[世界大百科事典平凡社 森岡弘之]

生き残った哺乳類の祖先の単弓類(キノドン類)の低酸素対策は,一つは胎生で,多量の酸素を確実に胎児に届けることができた.もう一つ,横隔膜による呼吸:肋骨を減らし,肺の下に横隔膜を作り,強力に空気を吸引する能力を獲得する.腹筋−横隔膜で呼吸を強化して呼吸効率の改善,同時に横たわり,体をねじっての授乳が可能になった. これで哺乳類につながる.
哺乳類が恐竜に取って代わる6500年前までは,つまり,中生代(三畳紀,ジュラ紀,白亜紀)は,モグラのように,ほそぼそと暮らしていた.私の考えでは,

すみわけ:恐竜は,昼行性であり,現代の鳥の大部分がそうであるように,鳥目であった.映画のジュラッシック パークでは,ティラノサウルスなどが,暗い中で活動していましたが.哺乳類は,夜行性で目と耳が発達して生き延びていた.

結局
歌を歌うための楽器として
空気の通り道を筒とする
声帯
腹式呼吸
を使って歌を歌えるのは,人間(ホモサピエンス)しかいない.
恐竜は,声帯がなく,横隔膜がないので,人間のような歌は歌えなかった.

Voice training 発声のしかた
Vocal training 歌の歌い方
を練習して歌を楽しみましょう.

参考資料
主として下記の書籍・辞典・インターネット上の情報,放映されたテレビ番組,さらに,書ききれない情報を参考にした(順不同).謝辞を述べたい.

ブリタニカ国際大百科事典
日本大百貨全書 小学館
世界大百科事典 平凡社
世界文化生物大図鑑 世界文化社
「驚異の大恐竜博」公式カタログ 日本経済新聞社,他
「恐竜博2005」 恐竜から鳥への進化 朝日新聞社,他
「ジュラ紀大恐竜展」 産経新聞社他
「恐竜の謎」 平山廉著 ナツメ社 (2002年)
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http://www.geocities.jp/minseikamigyo/gakushu17.html
http://www.iae.or.jp/energyinfor/energydata/data2009.html

【報告】平成18年3月15日 三水会

イチョウ葉エキスの効用

昭27 竹尾 健一 記



この文は3月15日の三水会の席で話した内容を整理、要約したものです。

イチョウ葉エキスとの出会い
私は現役の頃、勤めていた会社を定年になった後もしばらく嘱託として残っていましたが、丁度その頃その会社で新たに健康食品の分野に進出するというプロジェクトがスタートし、その方を手伝ってくれと言われたのが始まりです。最初は何から手をつければいいか迷いましたが、外国でイチョウ葉エキスが医薬としてよく売れているというニュースを聞き込み調べてみると、1965年にドイツのWillmar Schwabe博士という人がイチョウ葉エキスとその製法について特許を取り、医薬としての認可も得てその製造販売を始めたところよく売れて、後にその評判を聞いたフランスの会社もドイツの会社からライセンスを得て製造販売を始めて、その2社の製品が全欧州はもとより世界各国に輸出されて好評で、殆どの国で医薬として認可されており、世界の主要国で医薬として認可されていないのは米国と日本だけだということが分かりました。これは制度上の問題で、ここでは詳しいことは省略しますが、そのため我が国ではイチョウ葉エキスは医薬でなく健康食品として扱われています。独仏の製品がそんなによく売れてもイチョウの木は欧州にはありませんので原料のイチョウ葉は全部日本から輸出しているそうです。我々の周囲にあるイチョウの木は殆ど公共の場所に人手で植樹されたものですので、輸出されているのは全部それ専用に畑で栽培されたもので、人の手が届く程度の高さに育てられた若木から大人の手ほどもある葉を摘んで乾燥した状態で輸出されているのだそうです。

イチョウにまつわるエピソード
我が国ではイチョウはありふれた植物ですし、特に我々には大学のシンボルとして、また、大阪のシンボルとして二重の意味でなじみ深い植物です。しかし世界的に見ますとこれは実に貴重な存在です。イチョウが地球上に出現したのは約2億年前と言われています。そんな大昔から殆ど姿形を変えずに現在まで生きて来たのですから、まさに生きている化石といった言葉がぴったりです。恐竜が活躍したジュラ紀の頃イチョウも大繁栄して世界中に広がったそうですが、現在では日本、朝鮮半島それに中国の一部に残っているだけです。

 イチョウは銀杏と表記されますが、この字はギンナンと読まれることも多くまぎらわしいので、ここではイチョウはカタカナ書きにしました。なお銀杏をギンキョウと読むこともあるようです。また英語でイチョウを意味する言葉はGinkgoでギンコと発音します。実はこの言葉の語源は日本語です。昔日本に来たある欧州人がイチョウの木を見つけて驚きかつ大喜びしました。というのも当時欧州ではイチョウはとっくの昔に絶滅したと思われていたからです。そこで彼は日本人にその木の名前を聞いたところその人はイチョウでなくギンキョウと答えました。その欧州人は早速本国の知人に手紙を書いて自分が日本で大発見をしたこと、その木の名前はギンキョウであることを知らせます。その手紙を見た知人も喜んで別の知人に手紙で知らせます。こうしてこのビッグニュースは人から人へと手紙で書き送られていきますが、その中にyとgが紛らわしい字体の人がいたと見えていつの間にかGinkyoがGinkgoに変わって広まりました。そうなると発音もギンキョウとは読めないので結局ギンコとなって現在に至ったという訳です。

イチョウの長生きの秘密
イチョウは種として長生きしているだけでなく、個体としても樹齢4〜5千年に達すると言われます。一般に木が枯れる原因として急激な環境変化に耐えられない場合と病虫害が考えられますが、イチョウは大木に育つので当然根が深く張っていて環境変化にも強いでしょうが、イチョウの最大の特色は病虫害に対する徹底した自衛手段にあります。体内の至る所に病虫害の原因になる虫や微生物に対し劇毒物として作用する化学物質を豊富に含有していてそれらを寄せ付けません。我々が食べるギンナンは果実の内核部分ですのであまり強い化学物質も含まれていませんが、それを包む果肉が悪臭とかぶれを起こすことはよく知られています。この化学物質は幹や枝、果肉、葉等部分ごとに中身が違っていて、その中で葉に含まれる成分の中に人体に対しては無害で薬効を示すものがあることを発見してそれを取り出す方法を発明したのが前述のSchwabe博士の功績です。

イチョウ葉エキスの有効成分とその効果
イチョウ葉エキスの中の主要有効成分はフラボノイド類とテルペンラクトン類の2種に大別されます。その他にも多くの成分が含まれていますが、まだ十分に解明されていない部分も残されています。フラボノイド類は広く植物界に存在する化合物の一群で、例えば麦に多く含まれるルチンもその1種です。従ってイチョウ独特とは言えませんが、イチョウの場合含有量が多いのとその種類が豊富なことが特色です。フラボノイドは最近老化の元凶として注目されている活性酸素に対し拮抗作用があることで知られています。最初イチョウ葉エキスが取り上げられた頃はその効用は主にこのフラボノイドによるものと考えられていましたが、その後研究が進むにつれてテルペンラクトン類と総称されるギンコライド、ビロバライド等が注目されるようになり、今ではむしろこの方がイチョウ葉エキスの効用の主体ではないかと言われるまでになっています。この一群の化合物は今までのところイチョウ葉でしか見付かっていない極めて特殊なもので、その大きな効果は血小板凝固因子(PAF)に対し強い拮抗作用を示すことにあります。私達が怪我をして出血しても暫くすると血液が凝固して自然に出血は止まりますが、これは血液中の血小板が凝集して血液全体を凝固させるためで、この血小板の凝集を引き起こす物質が血小板凝固因子でPAF(パフ)と略称されています。このPAFは血管の内壁を被う内皮細胞から血管壁に傷が発生した時に分泌されて出血を止める重要は働きをしています。しかし実際には血管が破れるようなことは滅多にありませんが、老化によって血管内部に細かい傷が生ずることはよくあることで、その場合でもPAFが分泌されて血管内部で血液の凝固を引き起こします。このように不必要にあるいは過剰に分泌されるPAFはむしろ血管の梗塞を起こす危険な存在で、他にもショック症状を起こす等種々の問題を起こすことが知られています。そのPAFに対し強い拮抗作用を起こすギンコライドなどはそれらの危険を防止し血管を正常に保つ重要な働きが期待されます。

イチョウ葉エキスの製法
特許の方法によれば、乾燥葉をアセトン−水混合溶媒で抽出し精製工程を経て乾燥粉末として内服用の錠剤にするか、あるいは水に溶かして静脈注射用にするなど製剤化されます。一見簡単なようですが混合溶媒のアセトン濃度や精製行程によって生成物の組成が大きく変わるので、結構複雑なノウハウがあるようです。ところで我が国では健康食品の店や漢方薬の店などにイチョウ葉のお茶と称するものがいろいろ出回っています。しかし私はこのお茶はお勧めしません。なぜならイチョウ葉中には致死性の猛毒こそありませんが、人体に対しても有害な物質も結構含まれています。製剤化する時はそれを分離除去する工夫を凝らしていますが、お茶と称するものは単に乾燥葉を粉砕しただけなのでそれを飲むことは毒も薬も一緒に飲む結果になります。お茶のような飲み方では濃度が薄くてたいして毒にも薬にもならないかもしれませんが、それにしても有害と分かっている物をわざわざ飲むこともないと思います。

イチョウ葉エキスの人体に対する効用
イチョウ葉エキスを用いた試験管内及び生体内研究並びに臨床的研究の結果は数多く報告されています。それらをまとめてみると、活性酸素の除去、PAFに対する拮抗作用に基づく血栓の防止及び除去、心筋虚血による不整脈などの防止、血管の異常透過性による内出血の防止など血管の流動性改善が強調されています。血管が正常に機能するか否かは全身の健康に直結しますので、血流の改善に寄与するイチョウ葉エキスの効能には期待が持てると思います。それにイチョウ葉エキスは比較的即効性です。文献にはイチョウ葉エキスの特色としてその中に含まれる多数の有効成分が相乗的に働くことと、動脈、抹消血管、静脈を含む血管系のシステムとしての機能の調整効果が挙げられています。また脳血管の血流改善による中枢神経系に対する効果も強く期待されています。フランスなどではむしろ向精神剤としての効果の方に注目が集まっていると言われています。具体的には加齢による記憶力低下、情緒不安定、目まい、頭痛、耳鳴りなどの改善などが挙げられます。老人性痴呆についてはアルツハイマーの場合は無効のようですが、脳血管系障害による痴呆には初期又は軽度の段階ではかなりの効果が認められるようです。

なおイチョウ葉エキスの効果については私自身に経験があります。私は五、六十代の頃しばしば理由不明の肩こりに悩まされて、ひどくなると頭が重くなり吐き気まですることもありました。家内もまったく同じような症状がありました。その頃会社でイチョウ葉エキス製剤の発売が始まったのでお試しくらいの軽い気持ちで二人で飲み始めてみたところ1ヶ月ぐらいで何となく効いてきたような感じがあり、3ヶ月ぐらいで長い間悩まされていた不愉快な症状が全く解消しました。これは家内も同様でした。それからも二人で飲み続けていますが今では二人で一人分にしています。それでも二度と再発することもなく二人とも年齢の割には元気でいますが、これもイチョウ葉エキスのおかげと、イチョウ葉製剤を扱う機会に恵まれた偶然に感謝しています。
そんな自分自身の経験があるので加齢による体の不調を訴える方には是非お試しをお勧めする次第です。以前は結構値が張っていましたが、最近では安価な製品が出回っています。副作用は殆どありませんが、たまに頭痛を訴える例があるようです。

以上


2006年 新春講演会 実施報告

新春講演会(“ヒゲの佐藤1佐”による“イラクに赴いて想う”)と
(佐藤1佐も参加いただいた)懇親会のご報告など


事業委員会 委員長 白井 俊和(昭47農)



A.開催日時 平成18年2月17日(金) 18時30分〜20時50分 於 大阪弥生会館
講 師:佐藤正久 一等陸佐
主要配置:第1次ゴラン高原派遣輸送隊長(UNDOF)(H8年1月〜8月)、陸上幕僚監部教育訓練部訓練課訓練班長(H15年3月〜16年1月)、第1次イラク復興業務支援隊長(H16年1月〜8月)、第七普通科連隊長(23代)兼福知山駐屯地司令(25代)(H16年12月〜)。

出席者 講演会 62名、懇親会 52名
 
B.講演会に参加されなかった或いは出来なかった皆様へ
ビデオとパワーポイントを駆使した、ビジュアルで分かり易く、訴求力のある講演内容であり、様々な事情で参加されなかった皆様には、小生なりの要約で申し訳ありませんが、ご容赦賜り、ご報告させて頂きます。







尚、引き続いての懇親会の際には、1佐の方から各テーブルを回り、席に座って暫時懇談され、出席者の方々は、講演会時には聞けなかった、耳新しい情報を入手されていたようです。1佐は途中で帰られることなく、最後まで付き合って下さり、出席者全員は名残惜しい気持ちで、お見送りした次第です。

◎1佐は「郷に入っては郷に従え」という現地・現場主義に徹することを、幸いにして陸上幕僚長から許諾され、その結果として、現場での指揮官として、時々刻々状況に応じたご判断により、部下に的確な行動を指示され、部下を危険に晒さず、業務を遂行させることを実現されました。(自衛隊の従来の組織文化の打破、つまり、 崢汗亜弖燭ら「朝令暮改」型へシフト∩反ヂ里ら機能体へ縦割り意識の排除)

◎ご判断の基礎になる生きた正しい情報を得るために、各部族と親しくコミュニケーションをすること、しかも日本流を押しつけるのではなく、現地の作法に則り、歯を見せた自然な笑顔で接することを実行し、且つ部下にも同様に厳正なる実行を命令したこと、これのみが安全に任務を遂行させ、全員を無事に帰国させる唯一の方途であると、1佐は確信されていました。駐屯したサマーワは人口約15万人(現在1佐が駐屯されている福知山の人口の2倍)で、その3/4は農民であり、心情的に日本人と通じ合える、とも感じておられました。

( 現地の習慣を尊重するのみならず実践する日本人が本来有する優しさと思いやりで接する8獣呂凌傭に出来るだけ会い、意見を聞く。−−−「鳥の目」のみならず、「虫の目」の視点も必要)

◎任務として許されているのは、限定された3分野(医療、給水、学校や道路などの修復)のみでの人道復興支援活動であり、この事実は当初世界第2位の経済大国が支援に来てくれるという現地の人々の大きな期待とはギャップがあり、一部有力者からは「日本に帰ってもらってもかまわない」との発言も聞かれることもありました。

しかし、辛抱強く現地に融和する努力を続けられました。民衆の中に入って行かねばならない状況下で、自分達の安全を自分達だけで守ることは所詮多勢に無勢で不可能であり(周囲にいる誰が親日的なイラク人であるか、そうでないかは、隊員には見分けがつかない)、親日(自衛隊)的な人々を増やしていき、その人達に自分たちを外敵から守って貰う他ないとの認識に達し、「信頼と安全の海」を展開・拡大されていきました。

そして、「自衛隊よイラクに残って我々と共に働いてくれ!」という嬉しい(反日的ならぬ)親日的デモまで出来(しゅったい)するまでになりました。これには、現地の米英軍やオランダ軍が驚き、羨んだそうです。1佐は「サマーワに残って我々を指導してくれ。家も嫁も用意する。回教に転向すれば奥さんは4人まで大丈夫」とまで部族長に迫られたとも、おっしゃっていました。

◎元来、イラクには、日本を尊敬する、親日的な雰囲気があり、それは、日本の歴史(大国ロシアを打ち負かした、など)や商社その他の民間人が現地で営々と築いてきた何十年かの信頼の歴史が現地の人々の脳裏に焼き付いていたからでした。これらが、今回の任務遂行に大いに役立ってくれ、先達に感謝している、と言われていました。

◎イラク人が主役であり、自衛隊は黒子。いずれ自衛隊は帰国するのだから、「魚を与えるのではなく、その捕り方を教える」。治療するのではなく、沢山いる現地の医療従事者に治療の仕方を教える。

◎帰国後の所見
 ー衛隊は第1走者
 日本の歴史、諸先輩の築いた基盤上での活動
 「目線が大事」(上から見ず、下から理解する。UP−STANDではなく、UNDER−STANDの精神が大切。犬養道子さんのご経験として次の話を披露されました。「(災害地か発展途上国を訪問した時のこと)或る食事の席で皿のスープに脚を入れようとするハエを追い払おうとしたら、近くの少女が、追い払わないで!ハエを捕まえて脚に付いたスープを舐めるのだから」)
 た頼と安全は自ら創るもの
 ァ文獣呂任痢乏萠聾察覆砲覆襪發痢
  ・支援を必要とするイラクの現実(目の前に裸足で、食べ物もなく、学校へも行けずにいる、少年少女や、金を貯めて苦学してでも首都で学びたいという青年達など。自衛隊は「行けといわれれば行き、帰れと言われれば帰らねばならない」存在であるが、人の親である隊員は目の前の困り果てた子供に自然の情として支援の手を差し延べることになる)
  ・隊員を応援する日本国民の声



C.講演会に参加された皆様へ
 週末の何かとご多忙の中、講演会にご来駕賜りまして、ありがとうございました。

 アンケート結果(下記D)を拝見させていただきますと、講演会・懇親会共に大変好評でお蔭様で、本年最初の主行事を完遂することが出来ました。

 因みに、本講演会を企画することになった経緯に触れておきますと、昨年末の幹事会ミーティングの場で、平成18年最初のメイン催事につき、小生にアイディア提供を求められました。そこで、すぐさま佐藤1佐の講演を提案しました。と、申しますのは、佐藤1佐のお話を昨年の晩秋に福知山駐屯地にて伺う機会があり、一緒に聴講した参加者(約30人)の全てが深い感銘を受けていたという記憶が残っていたからでした。

 内容につきましては、皆様が直接お聴きになり、各自のご感想をお持ちと存じますので小生による要約や感想は控えさせて頂きます。

代わりに、南隆明統括代表幹事がご挨拶で申しました如く、「(現場に徹して極限の状況から生まれた判断・方針・智恵は)まるで(民間会社の百戦錬磨の)社長が喋っておられる(高度のマネジメント手法)かのよう」でありましたこと、また、質問タイムに或る先輩が「大変感銘を受けました。色々な機会を捉えて、日本の若い人達にどんどん話して頂きたい」ともおっしゃっていましたことを改めて記載して、纏めと致したいと存じます。



D.講演会・懇親会のアンケートご報告
1.講演会と懇親会への評価について:
30通の回収アンケートのうちの評価点は下記の通りです。











 講演会懇親会
大変良かった(5点)28通11通
良かった(4点)2通15通
評価空白0通4通
(多分不参加ゆえ)





2.ご意見、ご提案を紹介します。
・講師が良いと全て良し、となるもの。(これは真理ですね)
・東大会がOBの枠にとらわれないことは非常に結構!結構!
・今回20年振りくらいの参加ですが、今日のようなら、毎回でも出てみたい。
・これからも感動する講演会を!
・どういうルートからかは知りませんが本当に良い講師を呼んで頂き有難うございました。イラクでのご苦労がヒシヒシと感じられました。お話が上手で退屈なしに聞きました。今後共話題性のある企画をお願いします。
・良いお話を聞かせて頂きました。有難うございます。
・時の人である佐藤1佐のお話を聞くことが出来て、とても感激しました。
・今後も是非ユニークな企画をお願いします。
・講演会・懇親会とも禁煙にして欲しい。(全面的な禁煙が無理なら、禁煙テーブルを設けることも検討しなければなりませんねーーー白井)


・良い企画をして頂いたと感謝しています。昭32法T. (実名をご記入でした)

・大変良い講話を選んでいただきました事を感謝しています。是非次の時も宜しくお願いします。


ダイハツ滋賀(竜王)工場見学

久々にダイハツ工業の滋賀(竜王)工場を見学しました。従業員3305名、大きく分けて、エンジン、ミッション、軽合金鋳造などの部品を作る工場(第1地区 65400屐法∩販工場(第2地区 132600屐法▲謄好帆行用のサーキットがあります。稼動開始は 1974年4月と1989年1月。土地取得はそれより何十年も前で、計画はないけれどとりあえず土地を確保したという先見の明。

環境保全・省資源等への取組についての概要説明(・省エネルギー・資源のリサイクル・排水処理・排煙処理・産業廃棄物の処理・廃熱利用)、紹介ビデオのあと、最新のロボットを使った、組み立てラインと検査ラインを見学しました。工場内写真撮影不可。

4種類の軽自動車(「ムーヴ」「マックス」「タント」「ミラ」)の車体がランダムに送られてきますが、組み立てに必要な部品もそれに合わせて送られてきます。シールが貼られた形の違うリアウインドウを大きなロボットアームがつかみ、ゆっくり車体に近づけ、急に動きを早めぴたっと合わせる。人がシートを車内に入れてねじで留める。チャップリンの「モダンタイムズ」がふと頭に浮かびました。従業員は生産ラインの一箇所を受け持ち、連日同じ作業を繰り返します。工場長に「他の箇所をやってみたい、という声はないのですか」とお聞きしたら、「変わりたくないという人が大半」とのことでした。

今回の見学で二度と味わえない体験をしました。マイクロバスでテストサーキットを走ったのです! 窓から見えるのは青空。最大45度の傾斜のサーキットを120キロの速さで走行したのです。お世話してくださった佐伯幹事に感謝。
かわいいミニチュアカーをお土産にいただきました。



日時:  10月12日(水) 12時45分集合集合場所: JR近江八幡駅 北口 バスでのお迎えあり。
  大阪駅  JR東海道本線新快速に乗車→ 近江八幡駅到着
  11:30発                    12:29着
  11:00発                    11:59着
工場の所在地: ダイハツ工業蝓ー賀(竜王)工場第2地区
            滋賀県蒲生郡竜王町大字山之上3000番
            総括・安全衛生室     電話 0748-57-1510

佐伯行昭(昭35経)、大月 功(昭37法)、清滝裕美(昭52文)


男も料理教室(ホテルグランヴィア大阪「レストラン・フルーヴ」にて

成17年度 秋の料理教室のテーマは、昨年秋同様、「きのこを使った料理」でした。料理長より数種類のきのこの特徴と料理法の説明を受けた後、茸のアラクレームの作り方を教えていただきました。バターでいため。白ワインを加え、水分を飛ばして十分いためたあとマデラ酒と生クリームを使うことでリッチな風味が生まれます。時間をかけていためることがコツということでした。昨年、初めていただいたきのこのパン。今年もいただくことが出来ました。

日 時:  10月3日(月)18時30分〜
場 所:  ホテルグランヴイア大阪19階 「レストラン・フルーヴ」
会 費:  8,000円
講 師:  原田隆作 先生(ホテルグランヴィア大阪 調理部長)

特別メニュー

  ・拘り卵とトリュフ グルメスタイル
    トリュフで香り付けした平飼い卵、トリュフのソースで
  ・茸のテリーヌ
    茸がいっぱい、マスタードがアクセント
  ・松茸と鴨のコンソメ仕立て
    松茸と鴨の旨みを壷に閉じ込めました
  ・甘鯛のソテー漁師風茸ソース
    山口県下関港より取り寄せた珍しい活け締め甘鯛、鮮度が違います
  ・国産黒毛和牛フィレ肉の網焼き茸のアラクレーム添え
    茸のアラクレームとマデラソースのリッチな味わい
  ・フランス産レンズマメの洋風善哉仕立て、栗とバニラアイス
    あずきをレンズマメに変えて冷たい善哉をイメージ
  ・コーヒー又は紅茶
  ・茸を使ったパン


満員御礼
定員を超えるお申込みをいただきましたので、申し訳ありませんが、締め切らせていただきます。

島村大心 仏教講話「悟りとは何か」

大月 功氏(昭37法)のご友人で東京在住の島村大心僧侶が来阪なさる機会に仏教講和をお願いしました。学会発表したことなどお話くださいました。坊さんは勉強が足らない・・・ 

講師: 島村大心僧侶
1938年生れ。東京大学法学部卒。住友銀行入行。ロンドン、ニューヨーク、アルゼンチン駐在。
取締役法人部長で退職。高野山桜地院で得度、高野山にて修行。インドに留学修行。現在も修行と仏教の研究に専念。
著書「己を生きる心を生きる」「誰にでもできる心の錬磨法」

日時: 7月29日(金)
 18時より30分間講話。
 食事の後、19時より懇談、質疑応答。
場所: 大阪弥生会館
会費: 5,000円

特別公開 サッポロビール茨木工場見学

夏はやはりビール。東京銀杏会の松浦誠四郎氏(昭37法)と橋本工場長(農卒)のお力添えで、今は一般に公開していない茨木のサッポロビール工場が関西東大会の会員のために、特別な「工場見学と試飲会」をしてくださいました。見学・ビール試飲の後、工場内でお昼をいただきました。出来立てのえびすビールと黒えびすビールとビールにぴったりのオードブル。食後、原幹事の案内で川端康成文学館の見学をしました。毎年企画したいイベントです。

日時: 平成17年7月16日(土) 10時40分  JR茨木駅改札口集合
場所: サッポロビール茨木工場
 11時から工場見学・ビールの試飲
 12時から食事
 解散は1時50分
会費: 2000円 食事代

春の例会(小池俊二氏 「私の中国観ーThe China Price」

春の例会は関西東大会副会長の小池俊二様をお迎えして中国におけるビジネスのご経験を語っていただきました。

日 時:平成17年5月16日(金) 6:30pm〜
場 所:大阪弥生会館
講 師: 小池 俊二 氏(S39法卒)

小池俊二氏

1930年長野県出身。53年東京大学法学部卒業。
同年、東京重機工業株式会社<現JUKI>入社。
66年に創業、スーツ、産業用衣料メーカーの株式会社サンリット産業を設立、社長に就任、現在に至る。
現在、大阪商工会議所副会頭、日本商工会議所中小企業委員会委員長、社団法人関西ニュービジネス協議会副会長、社団法人日本衣料縫製品協会会長、日本繊維産業連盟副会長などを努める。

男も料理教室(ホテルグランヴィア大阪「レストラン・フルーヴ」にて

「男も料理教室」に初めて参加しました!

関西東大会の行事に参加することも初めてだったのですが、その行事の名前に惹かれて、締め切り間際に参加申し込みさせていただきました。勝手がわからなかったもので、「料理教室」と聞いて、自分も調理するものと勘違いをし、実はエプロンまで持参しておりました(当日は恥ずかしくて白状できなかったのですが・・)。

そのような意気込み(?)を持っていたものの、私には料理の技術は全くありません。ただ、講師の先生がとても丁寧にカルボナーラの調理方法を説明してくださったので、こんな私でも、ぜひ自分で作ってみたい!と思いました。もっとも、家族に食べてもらえるような代物になるまで何回失敗するか・・我ながら楽しみです。

料理講習の後のお料理も格別に美味しいものばかりでした!お店のメニューには載っていない特別メニューだったのですが、今回のテーマにあわせてどの料理にもパスタが用いられており、味もさながら、その演出にも感激いたしました。私は普段、それほどいいものを食べていませんし、料理の素晴らしさを的確に表現するセンスも持ち合わせていないので、皆様にその素晴らしさをうまくお伝えできないことが残念です。

ワインもお料理にとても合っていて、ワインに関してまるで素人である私でもとても美味しくいただくことができ、心地良い酔い加減で帰宅することができました。

最後に、不躾な私に対して、とても優しく接してくださった当日ご参加の皆様に、厚く御礼を申し上げます。今後もぜひ参加したいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

渋谷元宏(平7法)



特別メニュー

・鮪のカルパッチョ(リガトーニの詰め物とともに)
 表面を焙った鮪と薬味野菜を詰めたリガトーニの取り合わせ
・パスタ入り(ファルファッレ)ミネストローネ
 春を感じる野菜がいっぱい
・新鮮徳島産鮑のオレキエッテ牛蒡風味
 パスタの耳、海の耳の共演、肝と牛蒡風味のソースがポイント
・茄子と筍のラザニア、和牛薄切りのカルボナーラソース
 春の恵みのラザニアと上質しゃぶしゃぶ肉、アクセントにカルボナーラソース
・パスタ入り蜜豆風マチュドニア
 パスタを使ったデザートの提案です
・コーヒー、パン
*お飲み物のテーマ:名門アンティノリ社のワインとともに

春の京都 伏見散策・十石舟と平安神宮紅しだれコンサート

伏見散策・三十石船と平安神宮紅しだれコンサート2005は醍醐・山科界隈のお花見散策から始まりました。9時の出発だったので続々とお花見につめかける人々と入れ違いになってとてもラッキーでした。



 次に御香宮神社に向かった約30人は、直接こちらに来た数人と合流し、愉快な宮司のお話を聞き小堀遠州作の庭園等を見ました。その庭には、一本の木で三色の花が咲くめずらしい「そのまま椿」がありました。1868の鳥羽伏見の戦では、西軍がこの御香宮を拠点とし東軍は伏見奉行所を拠点として始まったのです。









 神社から大手筋、竜馬通、寺田屋、長建寺を経て黄桜酒房に到着しました。地ビール、冷酒での昼食は早朝の朝食だったのでとても美味しかったです。総勢35人は寺田屋浜乗船場から三十石船(定員一杯)に乗って、往復ゆったりとした昔の時を味わいました。船端から手を入れると程よい水の冷たさが伝わってきました。





(電車で移動して)四条から白川、円山、知恩院を観桜散策しましたが、花見ごろでとあって混雑がひどく一部経路を変更しました。円山公園近くで原さんが京都東大会の人とばったり会うハプニングもありました。

 平安神宮本殿鳥居を過ぎ目的地に到着したら先発隊が並んでいる後にすでに50人くらいの人が並んでいました。(桓武天皇1200年祭記念の)平安神宮紅しだれコンサート2005は観客が殺到すると予想され、早めにやってきたのですが正解でした。観光バスが東京方面等からも続々到着し、すごい数になって我々の後は長い列になりました。(原さんの指導があり)時々刻々変化しつつ池に映し出される紅しだれ桜と演奏が最もよくマッチするという橋を目指しました。全員席を確保できたようです。

お琴2面、笙、尺八、フルートの「サクラプロジェクト」の演奏は、ライトアップされた紅しだれ桜と水面を飛ぶホタルとともに、夢のような世界をつくりだしてくれました。こんなすばらしいものに出会えて本当に幸せ一杯でした。ちなみに、サクラプロジェクトリーダーの話ではこの紅しだれ桜は今朝一気に開花したということでした。幸運としか言いようがありません。

最後に、8人は先斗町まで歩いてささやかな打ち上げを幹事ご推薦の韓国専門のお店でやりました。お手ごろで美味しいものでした。激辛の冷やしそばを注文したら、汁気がなくてとっても辛かったのですが食べ終えると不思議にすっきりとしました。
また来年もやりたいものですね。

沖野研一(昭36法)




桜のあでやかさと若柳の薄緑に包まれた、『歴史と酒蔵の町伏見』を十石舟とそぞろ歩きで探訪し、紅しだれ桜が池に映る姿が美しい平安神宮のコンサートを堪能しました。

 今年の桜の開花は遅れ気味でした。日頃の行いがよかったせいか、9日に醍醐の桜、伏見、祇園白川、平安神宮の紅枝垂桜が一斉に開花。すばらしいお花見でした。例年、紅しだれコンサートの3日間にあわせて紅枝垂桜が咲くとは限らないのですが、春爛漫の桜と音楽、それもベストスポット(橋のところ)で楽しめたのも原幹事と紙アカデミーの方の機転のおかげと、皆様の1時間の辛抱のおかげです。みんなで並んだので待ち時間も長く感じませんでした。

 興奮冷めやらぬまま、平安神宮から徒歩で最寄の駅に向かいましたが、8名は先斗町歌舞練場前の韓国料理屋さんで夕餉をとりました。気さくなおばさんに狭い席に(店そのものが狭い)8人押し込められて味わったちぢみや冷麺。辛いよというのを物ともせず臨んだ御仁は汗びっしょり。充実した一日でした。


第1グループ  9時 JR山科駅前集合 地下鉄で醍醐寺へ
出発時間が早かったので、醍醐の桜を堪能。
時間がなかったの宝物館とクローン桜は外から眺めました。



地下鉄と近鉄京都線を乗り継いで次の集合場所へ。

第2グループと合流
御香宮(ごこうのみや)神社前  近鉄京都線 桃山御陵前駅より徒歩3分。
または 京阪 伏見桃山駅より徒歩5分。
御香宮神社(伏見の名水「御香水」が湧く郷土社 小堀遠州ゆかりの庭園)を宮司さんの案内で拝観。
黄桜酒房(昼食、地ビール)で食事。黄桜記念館見学。

黄桜の社長の太田譲二氏は関西東大会・京都東大会の会員です。

ご不在でしたがミニカップの差し入れをいただき、次の三十石船の遊覧時に楽しみました。

長建寺(京都唯一の八臂弁財天)見学。

ここから有志は四条へ。祇園白川、円山公園〜平安神宮(徒歩で移動)の桜。

祇園白川では京都東大会の平崎雄晤ご夫妻とぱったり。平安神宮に向かいました。

平安神宮の紅しだれコンサート(18時入場、終演19時過ぎ)
会費: 5,000円(昼食代、飲み物代、乗船料)
コンサート参加は別途2,000円必要








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